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花粉症とアトピーの関係

花粉症とアトピーは意外にも関連が深いのです。
詳しいことについては、いまだはっきりとしていない部分もありますが、アトピーの方は花粉症になりやすい傾向があることは、よく言われます。

それは、花粉症も、アトピーも共に、IgE(免疫グロブリンE)と肥満細胞(マスト細胞)の影響が大きい、『I型アレルギー』に分類されているからです。
この『I型アレルギー』と言うのは、体内にアレルゲンが入るとすぐに反応し、くしゃみや鼻水と言ったアレルギー反応を起こすので、即時型過敏と呼ばれています。

生まれて数ヶ月の乳児でも、血液検査の結果でIgE抗体値が高いことがあります。
血中に含まれるIgE抗体値が高いのがアトピーの特徴で、その時点では何に対してアレルギーがあるのか分からなくても、のちに、アトピーの症状が現れてくるでしょう。
アトピーというと、一般的には“アトピー性皮膚炎”を指しますが、この後に、“気管支喘息”“アレルギー性鼻炎”と、体の成長と共に、アレルゲンも症状も変化して行くと言われます。

花粉症は、花粉に長く接しているといずれ発症する可能性が高い疾病ですから、アレルギー性鼻炎を発症した時に、花粉症にもかかっていることが多いのです。
花粉の時期にはアトピー症状が悪化するという報告もありますから、アトピー体質の方は注意が必要でしょう。

ですが、アトピーの主なアレルゲンはダニやハウスダストです。
花粉症のようなくしゃみや鼻水などの症状だからと言って、勝手に花粉症と自己判断せず、アレルギー科などで検査を受けてみることが大切です。
アトピーは、花粉の時期が過ぎてもいつまでも症状が続きます。
アレルゲンの確定もしないで花粉症と決め付けてしまうことで、きちんとアレルゲンが排除できずに、アトピー反応が重症化してしまう事だってあるのです。

気になるようであれば、きちんと検査を受けてることで、何に対する抗体を持っているのかも分かり、それが花粉であれば、早めに花粉症対策を行うことが出来ます。


花粉症もアトピーもアレルギー体質が大きく作用し、症状も似ていますが、対策法はそれぞれで違います。
まず、アレルギー検査を受け、アトピーならばきちんと医師の診察をうけて、花粉にも対抗できるように適切な方法を、身に付けておきましょう。
花粉症もアトピーも、誤った対処法では症状の緩和には繋がりません。

このブログ記事について

このページは、genが2009年6月 7日 04:42に書いたブログ記事です。

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