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世界の花粉症について

花粉症には『国民の6人に1人』が、かかっていると言われる日本ですが、“花粉症”は、日本独特の病気なのでしょうか。

日本で最も多い花粉症といえば、スギ花粉症ですが、花粉症は、日本だけのものではなく、世界中の人々も花粉症で悩んでいます。
また、花粉症の種類も、日本とは違ったものも 多くあるようです。

では、世界中にはどんな植物による花粉症があるのか、その一部を紹介します。

まず『世界の3大花粉症』とも呼ばれる、ブタクサ・イネ科・スギ。花粉症の代表格で、この花粉症患者は世界中にいます。

アメリカではおもに“ブタクサ”によるものが多く 5〜15% の人が、かかっていると言われていて、1900年頃から注目されています。
この、ブタクサ花粉症の人は、バナナやキウイなどに対しての食物アレルギーも多く見られるようです。

ヨーロッパの中でも、イギリスではイネ科の花粉症が多く、特に“カモガヤ”という牧草が原因と言われています。
イギリスは、花粉症発見(発祥)の地でもあります。スペインも多いようです。

一般に北欧と呼ばれるスカンジナビアの地域では、10〜15%程度の人が、シラカバなどのカバノキ科が原因植物の花粉症となっています。

また、カナダでは北欧と同じく寒冷な地域であるためか、カバノキ科の花粉症が多く、6人に1人 がカバノキ科の植物による花粉症にかかっていると言われています。
さらに、オリーブの花が咲く4月から7月頃に、オリーブによる花粉症になる方もいます。

アーモンドやマンゴーの花粉でも、アレルギー症状が出ることもあるそうです。

そんな中、ロシアでは、花粉症患者はとても少ないとか・・・・・羨ましいですね。

世界では意外な植物が原因となっていることに驚かされます。
また、アメリカやヨーロッパのような大陸は国土が広いので、それぞれの地域によって 
さまざまな種類の草花や樹木による花粉症があるようです。
気候も植生も日本とは違うのに、花粉症に悩まされるのは、どこの国も同じなのですね。

では、最後に“スギ”に ついてですが、スギは日本固有(沖縄、北海道のぞく)の植物であり、スギの花粉による花粉症は日本独自の症状だとされています。
スギ花粉症はヨーロッパにもいるようなのですが、実は、スギが原因ではないと、言われています。
それは、本来原因植物となるヒノキ科「cedar」を間違って“スギ”と訳してしまった為で、やはり、スギ花粉症は日本だけのものなのでしょう。

しかし、1998年に三好彰医師により、スギが植樹された中国での、花粉症患者の存在が確認されていて、現在、中国でのスギ花粉症の患者数は急増している、という報告もあるようです。

確かに、日本人の花粉症患者の約8割がスギ花粉による花粉症。
日本にしかないスギ花粉症なのに、『世界の3大花粉症』に挙がってしまうのは、なんとも悲しいですね。

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このページは、genが2009年6月 4日 08:25に書いたブログ記事です。

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