スポンサードリンク

花粉症の基礎情報の最近のブログ記事

花粉症が発症するかどうかは、環境によっても左右されるといわれています。

日本では高度成長期のときが、花粉症が急増した時代に当たります。

昭和30年代、それまで広葉樹を主体だった里山は、過剰な木材の需要のために、早生樹種の代表格であるスギやヒノキに
植え替えられました。拡大造林です。これによって日本の国土の3割以上がスギ・ヒノキの人工林となりました。
ですがその後、外国から木材がどっと入り込んできて、国内の木材の価格が下がり続けることによって、スギ・ヒノキの人工林は放置されてしまいました。単純計算でも、手入れのされていないスギやヒノキは、手入れされているスギやヒノキよりも、倍の花粉を出すということになります。これでは、花粉が大量に舞うのもしかたありません。
拡大造林されたスギ・ヒノキの森林がそのままずっと 丁寧に手入れされてさえいれば、これほどの花粉が舞うことはなかったはずなのです。


また、この高度経済成長期には、自動車が一般的な乗り物になり、交通面は大変便利になった反面、排気ガスによる大気汚染が深刻化していました。
自動車の排気ガスには窒素酸化物やオゾンなどの、体に害の及ぼす成分が含まれていて、花粉症のアレルギー反応を強める作用を持つとされています。その為に花粉症の患者数が、この時期に激増したとの調査結果もあります。

中でも、ディーゼル車の排気ガス(DEP)には有害物質含まれる割合が高いのです。DEPは、Diesel Exhaust Particlesの略で、ディーゼルエンジンの不完全燃焼によって出てくるのですが、このDEPが体内に入ると、抗体が通常の3〜4倍も生み出され、花粉への反応が敏感になってしまうという報告があります。
花粉そのものが花粉症の表の原因なのに対して、ディーゼルエンジンの排気ガス(DEP)は、花粉症の裏の原因と言われるほどです。
さらに、ディーゼル車の排気ガス(DEP)は、花粉症だけでなく、気管支炎・喘息・肺ガン等の増加にも大きな影響があるとされています。

例えば、モルモットによる動物実験で、一方のモルモットには、排ガスを吸わせ、スギ花粉を注入し、もう一方のモルモットには、きれいな空気を吸わせた場合とでは、くしゃみの回数が9倍も、排ガスとスギ花粉のモルモットの方が、多かったという結果が出ています。

それでなくても、花粉症で喉や鼻、目などの状態が悪いところへ、自動車の排気ガスによる刺激は、増々症状を悪化させてしまうのではないでしょうか。
ですから、排気ガスをきれいにするフィルターをディーゼル車に取り付けたり、電気自動車への切り替えを勧めることは、花粉症対策だけでなく環境対策としても有効とされます。


また、道路も路面が土であるならば、花粉は土によって分解されていたのですが、自動車の増加と共にどんどん舗装されたため、アスファルトの上にそのまま花粉が溜まってしまう事にもなりました。
分解されずに溜まってしまった花粉は、風や人・車の往来によって頻繁に舞い上がります。
このような環境では、いつまでたっても花粉症の症状も治まらないだろう、との指摘もあります。

どのような環境で日々の生活を送るのか配慮することは、花粉症を緩和させるためにも大切なことかもしれません。

花粉症についての説明では必ず、『IgE』という言葉が出てきます。

『IgE抗体』とは、体内に入った花粉をアレルゲンとして免疫反応が起こり、リンパ球のB細胞によって作られる抗体のことです。
花粉症の症状は、IgE 抗体が体からアレルゲンを排出しようと働いた結果なのです。
花粉症は先天的なものではありません。花粉と接するうちにIgEが体内に蓄積されていき、発症の準備をしています。
そして、限界を超えると、コップから水が溢れるように突然アレルギー症状となって表れます。
この限界には個人差があって、どの程度蓄積されると発症するか、という判断は難しいようです。

花粉症はIgE抗体が溜まっていけばいずれ発症すると言われていますから、今はくしゃみや鼻水などの症状がなくとも、ある日突然、鼻水が止まらなくなったり、目がかゆくなったりするかもしれません。

さて、このIgE抗体ですが、それぞれ反応するアゲルゲンが決まっています。
スギ花粉に対するIgE抗体ならスギだけに、ハウスダストならそれだけにと、アレルゲンごとに違う性質を持っています。

この性質を利用してアレルゲン特定のためによく行われるのが、RAST法(血液中の特異的IgE を測定する方法)。
これは血液検査で、検査機関に採取した血液を送って検査します。
ですから、結果がでるまで数日かかり、費用もかかりますが、気になる物質について調べてもらうこともできます。

他には、皮膚検査(バッチ・皮内・スクラッチ)や鼻誘発テストなどで、花粉症の原因植物を確定することができます。
ただし、これらのような実際に反応を調べるテストは、テスト前に何らかの薬を飲んでいると正確な結果は得られないので、初めて検査するという方に向いています。

それから、花粉症は遺伝とも関連があるようで、両親が花粉症なら高い確率で自分も花粉症になるようです。
それは、IgE抗体を作りやすい体質が遺伝するとされているためですが、全ての人が花粉症になるわけではなく、原因植物の花粉に対するIgE量が多くても、発症しない人もなかにはいます。
また、IgEの量が多いから重症になるか、というと そうとも限らないのです。

花粉が舞う時期に、今はまだ特にトラブルがない、という方も、“花粉症は後天的に発症するもの”と心得て、注意しておくことが肝心でしょう。

花粉症の原因は植物の花粉です。

花粉が体内に入ってから、アレルギー反応が出るまでのメカニズムは、どのようになっているのでしょう。
花粉症になると、くしゃみ、鼻水のような症状が止まらなくなるのは、どうしてなのでしょうか。

アレルギーの元となるアレルゲン(花粉)が目や鼻などの粘膜に付着して体内に入ると、免疫機構が働いて花粉を異物と認識します。
体はその異物(花粉)を排除しようとして、骨髄由来のリンパ球 B 細胞に情報を伝えます。
B 細胞はその花粉に特別に反応する“IgE抗体”を作り出します。その後、再びアレルゲンである花粉が体内に入ってくると、IgE抗体は、肥満細胞(マスト細胞)と結合し反応します。
この反応で刺激を受けた肥満細胞は、化学伝達物質を出して、鼻や目などにアレルギー反応を起こさせます。

この化学伝達物質の中で最も重要なのは、“ヒスタミン”や“ロイコトリエン”と言った、炎症物質です。
ヒスタミンは分泌中枢を刺激して鼻汁を、多く出させたり、 知覚神経(三叉神経)を刺激してくしゃみ反射や目のかゆみを起こします。
ロイコトリエンは血管を広げて水分などが染み出しやすいようにします。それによって、粘膜が腫れ上がり、鼻詰まりが起こります。
また、涙目や充血と言った症状を起こさせます。
こうした、くしゃみ・鼻水や涙といった症状は、『花粉を鼻水で流してしまおう。』とか『くしゃみで吹き飛ばそう。』という、体の防衛反応と言えるでしょう。

花粉症のもう1つの原因ともいえる“IgE抗体”は、誰でも持っているのですが、花粉症の患者にとってこの“IgEの数値”は特に重要です。
花粉症の場合とそうではない方の場合とでは数十倍から数百倍もIgEの数値が違うとされます。

病院でIgE抗体を調べてもらうことで、自分が花粉症かどうか確認できます。

花粉症とは、一度花粉に触れて体内で抗体が作られ、その後再び花粉に触れるとアレルギー反応が起こる訳ですから、“生まれながらの花粉症”というのは、ないとされています。

後天的にかかるものである花粉症も、近年 発症年齢が低年齢化しているようです。

赤ちゃんでも花粉症になるので、花粉の多く飛ぶ時期の散歩は注意したり、花粉を家に持ち込まないよう対策をとったり、こまめに掃除をすることなどの重要性は高いでしょう。

花粉症はアレルギーの一種だと言うことをご存知でしょうか。
アレルギーとは、体内に入り込んだ外からの異物(抗原)を、排除しようとして起こる生体反応のことです。
この異物(抗原)のことを“アゲルゲン”と呼び、アレルギーを起こす原因となります。

アレルギーと聞くと、食物アレルギーが一番に浮かびます。
中でも、卵アレルギーや牛乳アレルギーの方はたくさんいらっしゃいますし、そばアレルギーは、命を落しかねない強烈な発作を起こすので有名です。
食物から卵や牛乳・そばなどのアレルゲンを取り込むと発疹や呼吸困難などのアレルギー反応を起こすのです。
花粉症のアゲルゲンは花粉なので、花粉が舞う時期にのみ起こります。
花粉が体内に入り込むと鼻水や目のかゆみなどのアレルギー症状がでます。
ですから、花粉症は別名“季節性アレルギー”とも言われます。

花粉の季節に関係なく、アレルギー症状がでている人もいますが、これは、“通年性アレルギー”と言われ、アレルゲンは花粉ではなく、多くの場合、ハウスダストが原因とされています。こちらは、季節に関係なく対策が必要です。


花粉症患者の中でも多く見られる症状は鼻水です。花粉症はアレルギー性鼻炎の代表格でもあります。

花粉症に罹っていても症状が鼻水だけの場合、風邪と間違えられやすく、気が付かない方も多くいます。
ですが、風邪による鼻水なら数日で黄色を帯びて粘度が高くなるのに対し、いつまでもサラサラ状態の鼻水が続くのが、花粉症の特徴です。春先の気温の変化が多く、風邪を引きやすい時期と、花粉が飛ぶのが重なる頃の鼻水は、安易に風邪だと判断しないで、鼻水の様子を観察してみてください。
いつまでもサラッとした鼻水が止まらないようなら、花粉症かもしれません。

病院で血液検査やパッチテストを受けることで、花粉症のアレルゲンも分かります。
アレルゲンが分かれば対策も立てやすくなります。
花粉症によるアレルギー症状は、正しい治療と早めの対策で抑えることが出来ます。
また、マスクをしたり、眼鏡をかけるなど、花粉をしっかり避けられるよう工夫して、花粉が舞う季節も、できるだけ楽に過ごせるようにしたいですね。

花粉症とは、言い換えれば、花粉アレルギーのことです。
鼻や目、喉などに植物の花粉が入り込んで様々な症状が現れます。
花粉が飛ぶ時期にだけ症状がでるので“季節性アレルギー”とも、言われます。

今や“花粉症”は社会的にも大きな話題となっていて、『現代の国民病』とも言われるほど、多くの方がかかっています。
花粉症の症状は植物の花粉に反応してくしゃみや咳が出たり、鼻水や目やにが止まらないと言った、アレルギー反応を起こします。
花粉症の原因となる植物は患者によって色々で、症状の出る箇所や状態の重さ、症状が続く期間も個人差が大きいとされます。

例えば、花粉症の症状が出るのが鼻なら『アレルギー性鼻炎』 
鼻の粘膜部分はとても過敏であり、そこに花粉が付いて、くしゃみや鼻水が止まらない状態になったり、鼻詰まりや、咳が出る事もあります。症状を繰り返すと、ぜんそく発作を引き起こすこともあるようです。

また、目に花粉症の症状がでたなら『アレルギー性結膜炎』 
目にゴミが入ったようにゴロゴロしたり、かゆみがでたり、充血や、涙が止まらない、と言った症状が出ます。

その他の症状としては、皮膚やのどのかゆみ・消化不良・食欲不振・便秘・下痢を起こしたり、人によっては、偏頭痛を伴う場合もあります。


花粉症の原因となる植物は、日本ではスギ花粉が代表的ですが、他にも、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤなどが原因のことも
多くあります。また海外では白樺やブタクサやイネ科の植物などが原因植物とされています。
花粉症の原因植物は1つに限らず複数の植物が重なって原因となる事が多く、それによって症状を悪化させたり、長引かせたりすることも少なくありません。

花粉症は、今まで花粉症でなかった人もある日突然、くしゃみが止まらなくなったり、目がかゆくてたまらなくなったりといった、花粉に対してアレルギー反応を起こさせますが、それが いつ、どのような症状で現れるのか予測することは難しいことです。

ですから、アレルギー体質の方はもちろんですが、健康な方も予防しておく事は大切とされます。

花粉症は、日本人の約20%が、かかっていると言われ、完治しないとされています。
その上、花粉症に悩む人は年々増え続けているといいます。
今花粉症でない方も、いつ発症するか分かりません。予防法や対処法を知って、賢く対処していきましょう。

花粉症は、“国民病”とも言われていますが、現在花粉症にかかっている患者の数は、どのくらいなのでしょう。

いまや花粉症という言葉は誰でも知っていますが、花粉症患者は全国民の15%から20%で、その数はおよそ2000万人と推測されています。

この数字は、花粉症患者が日本の人口の6人に1人の割合でいることを表しています。
加えて、近い将来には患者の数も、40%以上にまで増えるだろうとの予測結果が出されているので、国民病の通称は今よりも更に浸透していくでしょう。

全体的に見ると、子供の頃は、男子の方が花粉症にかかりやすく、大人になるにつれ女性の患者が増えて来るようです。

花粉症には、地域によって違いがあります。例えば、スギ花粉症人口は多く、花粉症の方のおよそ8割にあたると言われていて、日本人の10%をこえるといわれています。
また、年齢別で見ると、30〜44歳が最も多くスギ花粉症を発症していて、この数字はスギ花粉症全体の34%をしめます。
スギは北海道から南西諸島まで広く植林されていますが、植林面積が北海道や南西諸島地域では狭いためこれらの地域からは、スギ花粉症の報告はほとんどされていません。
ですから、以前のように広葉樹をスギの代わりに植えて、スギの面積を狭めたり、花粉の少ないスギへの植え替も有効とされています。
他にも品種改良して、新しいものを作り出すなど、花粉の飛散を抑えるようにしていくことが大切ですね。


それから、大気汚染も花粉症に大きな影響を及ぼします。
ガソリンエンジンから排出される窒素酸化物 (NOx)、オゾン (O3) やディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれる微粒子 (DEP) などは、アレルギー反応が悪化するなどの影響が指摘されています。
また、排気ガスと花粉の化合物が人体に与える影響については、モルモットによる動物実験の結果や、幹線道路沿いの住民が花粉症派生率が高いことなどから、大きな問題とされています。

排気ガスが充満しやすい都市部などでは花粉症患者も多く、特にディーゼル車の排気ガスによって体が受ける影響は深刻なもので、花粉症以外にも、気管支喘息や肺がんなど命に関わるものもあります。
ですから、患者数を減らすために排気ガス対策を行うことは、とても重要なことですし、このことは官民一体で、行うべき事柄でしょう。

温暖で湿度の高い、植物が生長しやすいという、日本の気候も花粉症にはかなり関連があるのではないでしょうか。
日本列島は、山が多く南北に長いことから、四季がはっきりしていて、どこの地域でも、次々と違う種類の花が一年を通して咲き、とてもきれいなのですが、それはまた、花粉症になるアレルゲンが常に溢れている状態でもあるという事になります。


日々の生活の中で、完全に花粉との接触を断つのというのは非常に難しいことです。
今後も花粉症患者は増加していくと考えられている今、個人での対策はもちろんのこと、行政による対策も大変重要になってきます。
花粉症対策も大気汚染も社会全体で取り組んでいかなければならない問題といえるでしょう。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち花粉症の基礎情報カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは花粉症の対策・治療です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.11