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2009年6月アーカイブ

乾燥肌には、誰でも年齢を重ねるとなりやすくなります。
というのも60代に入ると、人は老人性の乾燥肌を起こしやすくなります。しかしそれ以前に、40歳を過ぎた頃からホルモンの影響で皮脂の分泌は減少し始めています、

肌が乾燥してくるのは、皮脂の分泌が減って、角質層の水分が蒸発しやすくなるからです。
肌が乾燥すると今度はかゆい、掻いてしまうと角質層や皮脂が剥がれていっそう乾燥が進む。乾燥が進むとよりかゆくなる、かきむしって皮膚を傷つける。これが乾燥肌を悪化させる悪循環のパターンです。

老人性の乾燥肌には、次のようなものがあります。
●老人性乾皮症(ろうじんせいかんぴしょう)
肌の保湿の役目を担っている角質層の水分、皮脂、セラミド、尿素といった天然の成分が年齢とともに失われ、空気の乾燥する秋から冬にかけて、肌がカサカサの状態になり、かゆみを伴います。

また、乾燥肌の症状が冬に一気に進むのは、エアコン(暖房)を入れたことで湿度が下がることも大きく影響していますから、室内の加湿に気を配りましょう。

●老人性皮膚掻痒症(ろうじんせいひふそうようしょう)
加齢によって皮膚の分泌機能が低下し、発汗が少なくなると、肌の保湿機能も衰え、空気が乾燥すると肌がカサカサになり、背中、脇腹、下肢の外側などに強いかゆみを感じるようになります。
激しいかゆみのために不眠症になる人も多く見られます。

これらの加齢による老人性の乾燥肌には、対策によって肌の保湿力低下のスピードを遅らせる努力が必要になります。

乾燥肌になったのは妊娠がきっかけだったという方も多いことでしょう。女性は妊娠によってさまざまな体の変化を体験します。

ビタミンやミネラル類の不足が原因となって妊婦さんに乾燥肌が起こっているケースが多く見られます。
ビタミンやミネラルはお腹の赤ちゃんが成長するためには必要不可欠です。
妊婦さんは、自分の持っていたビタミンやミネラルが赤ちゃんの栄養としてすべて取られてしまい、自分の分のビタミンやミネラルが不足して、乾燥肌になってしまったのです。

お肌の再生機能にはビタミンやミネラルはなくてはならない成分ですから、不足すると当然、乾燥肌などの肌トラブルに見舞われることになります。
食事には特に気を遣う妊婦さんですが、ビタミンやミネラル分も妊娠する前よりたくさん摂取するように心掛けましょう。
そして、生まれてくる赤ちゃんのためにもバランスの良い食生活を維持しましょう。というのも、お母さんがビタミンやミネラルの不足から乾燥肌などを起こしていると、赤ちゃんにも肌のトラブルが起こりやすくなるからです、

一方、妊娠、出産を経て、乾燥肌などの肌トラブルが急に消えたという人もいます。
これは、体内に蓄積されていた水銀、ヒ素、ニッケル、鉛、アルミといった有害な金属が、お母さんの体から赤ちゃんに移ってしまい、その結果お母さんの体調が産後に改善されたという場合です。
環境汚染などによって有害物質が体内に入るのは避けられないことがありますが、赤ちゃんのためにできるだけ妊娠中や産前の環境には気をつけ、乾燥肌などの肌トラブルがあればその原因を取り除いていくよう気をつけたいものです。

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