スポンサードリンク

糖尿病あれこれの最近のブログ記事


糖尿病は「現代病」と言われているように、脂肪分を多く含みカロリーが高い洋食が定着し、車や電車など便利な交通機関の普及に加え、現代のようにストレスが多い社会の中で年々患者数が増加しています。
厚生労働省では毎年「糖尿病実態調査」を行って、調査の結果を糖尿病の治療や予防などに利用しています。平成14年に行われた「糖尿病実態調査」では、「糖尿病の疑いが強い人」が国内におよそ740万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」がおよそ880万人いるとされ、合わせて1620万人が糖尿病にかかっていると診断されています。それより五年前の平成9年では総計が約1370万人ですから、調査結果をみると日本国内の糖尿病の患者は確実に増加していると言えます。
また、平成17年に実施された患者調査概況によると、糖尿病の治療を受けている患者は247万人いるとされ、糖尿病の症状があっても治療を受けていない、もしくは病気を自覚していない人数も加えると、相当の人数に上る事が予想されます。
日本国内の糖尿病患者数は以上のように年々増加傾向にあり、社会的な問題となっています。糖尿病は多くの合併症を招く危険性があるため、予防および治療の為の体制作りが急務とされ、国連が制定した11月14日の「世界糖尿病デー」など、現在は社会的な啓蒙活動が展開されるようになっています。


この項では、妊娠と糖尿病の関係について述べてみましょう。
糖尿病の患者が妊娠出産をする事は、以前は大きな危険を伴うこととされていました。
高血糖の状態の妊娠は、胎児が奇形になる割合の高さが指摘されており、また、母体の中で胎児が大きくなりすぎたり、生まれてきた赤ちゃんが低血糖などの合併症を起こしてしまう可能性も否定できませんでした。このため、糖尿病患者の妊娠はできるだけ避けるようにと医師から進言されるケースが多かったようです。
しかし、現在は血糖値のコントロール方法も確立されており、糖尿病の女性でも妊娠出産が可能になっています。もちろん、健康な人の妊娠の場合よりも注意が必要であり、妊娠を希望する際には専門の医師とよく相談して、治療の内容を変更したり事前の検査を行うことが大切になるでしょう。
また、女性の場合は妊娠によって糖尿病を発症してしまう場合もあります。そのようなケースは妊娠糖尿病と呼ばれており、妊娠中の女性が注意しなくてはならない病気のひとつです。妊娠中は体内に様々なホルモンが分泌されますが、インスリンの働きを阻害する作用のあるホルモンが胎盤から放出される事が原因となって起こると言われています。
妊娠糖尿病にかかると妊娠中毒症が起こりやすくなり、流産や早産の危険性も高まるため、妊娠中はできるだけ食生活や生活習慣に気を配って、妊娠糖尿病を起こさないように心がけましょう。
妊娠糖尿病は妊娠中の一時的な症状のため、出産後は自然に治る女性が多いようですが、人によってはそのまま一般的な糖尿病に移行してしまう場合もあることから、出産後も血糖値の定期的な検診を受けて、体調の管理に努めるようにしましょう。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち糖尿病あれこれカテゴリに属しているものが含まれています。

次のカテゴリは糖尿病の基礎です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.11