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便秘に効く漢方薬とは

便秘は、女性の50%以上が経験していると言われます。便秘によって起こる不快な症状もさまざまで、お腹が張ったり、食欲がなかったり、肌荒れや口臭・げっぷ・痔などの原因にもなるといわれます。
そんな便秘は出来るだけ早く治したいですよね。そのためにお薬を使いたいけれど、お腹が痛くなるような薬は使いたくないという人は、作用の優しい漢方薬を使ってみてはいかがでしょう。

漢方薬は、それぞれの体の証と呼ばれるものによって処方されるものが変わってくるので、その人に合わせた、便秘を解消してくれる漢方が処方されます。

例えば、便が硬く、比較的体力があるが、口が渇きやすく、のぼせや頭痛などの症状があるタイプの場合、腸内の老廃物が熱と結合して便秘を起こします。このタイプの場合には、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)や大承気湯(だいじょうきとう)が処方されます。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)に含まれる、桃仁(とうにん、桃の種子)は血液の滞りを良くします。
大承気湯(だいじょうきとう)は、消化管の通りを良くし、気分もスーっとさせてくれます。

生理前に体調が悪くなることが多かったり、げっぷやオナラが出やすい、また、精神的なストレスから便秘になりやすいという人には、大柴胡湯(だいさいことう)や加味逍遙散(かみしょうようさん)が適しています。
大柴胡湯(だいさいことう)には、気のめぐりを良くする柴胡(さいこ)という生薬が入っています。
加味逍遙散(かみしょうようさん)は、ホルモンの分泌を良くする作用があります。


めまいや立ちくらみをしやすく、ウサギのようなコロコロとした、固めの便が出るような習慣性の便秘の方や高齢者、手術後の方には、潤腸湯(じゅんちょうとう)や麻子仁丸(ましにんがん)などが処方されます。血液や水分不足で、腸を潤せなくなっているのを改善します。

疲れやすかったり、排便してもすっきりしない、ダイエット中といった人は、栄養や体力が不足していることが原因なので、下剤成分が入っていない小建中湯(しょうけんちゅうとう)や消化機能を促進し、胃腸を丈夫にする補中益気湯(ほちゅうえっきとう)が、良いでしょう。

また、便秘や下痢を繰り返す人は、身体を温める機能が低下していることが多いので、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)や人参湯(にんじんとう)が向いているでしょう。これらは、胃腸の働きを良くして、体を温めてくれる作用があります。


このように、体質や、便の状態などによって、処方されるものが違ってきます。
漢方薬を考えている人は、一度、漢方薬局で、自分の便秘のタイプや適した漢方薬について、相談してみるといいでしょう。

そして、漢方薬を使用しながら、規則正しい生活やバランスの取れた食事で、体質を整えていくことが大切です。

このブログ記事について

このページは、genが2010年3月 5日 03:08に書いたブログ記事です。

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